説明屋さんがやってくる。感動を奪ってない?

マイボートを買ってから、自分の子供と釣りに行ったり、初心者の友人と釣りに行く機会が増えました。

その中で、ある意味“あるある”だと思いますが、子供や初心者の方が本命をあっさり釣ってしまうってことあると思います。

これって、やっぱり、純粋な気持ちでシンプルに釣りを楽しんでいるから、釣れるのかなと思うのです。

そして釣れた時の無邪気な興奮と喜びを見ていると考えることがあります。

それは、私自身、余計な説明でその純粋な興奮を奪っていないか?ということです。

つまり、説明屋さんになっていないか。

これは小沢健二さんと峯田和伸(銀杏BOYZ)さんの対談で、小沢健二さんが読んでいた「説明屋さんがやってくる」という朗読を聴いて思ったことです。

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釣りは理屈が大切だけど、感動には理屈は無い。

海に何年も出ていると分かりきっていることでも、初めての人には感動的な場面ってあると思います。

例えばイルカが現れてジャンプしている時。

きっと子供や初めて見た人は純粋に「すごい!」と喜ぶでしょう。

でも我々釣り人は知っています。イルカが本命の魚を食べるので釣れなくなることを。

それを事細かに「説明」するとどうでしょうか。

あれはね、全然嬉しくないんだよ。

イルカは魚を集団で追い込んで食べるんだよ。

そうするとね、今から釣ろうと思っている魚も怖がって逃げるから釣れないんだよ。

きっと感動は80%くらい減ります。

他にも例えば・・・

鳥山が出来て、その下でヤズ(ぶりの幼魚)がバシャバシャはねている場面。

初心者は「なんだあれは!すごい!」と感動すると思います。

そんな時に慣れた釣り人はこう言うかもしれません。

あー、ヒラマサじゃないね。あれは。

あれはー、ヤズだね。なんだヤズ釣ってもしょうがないよ。

感動はやはり80%減ると思います。

確かに釣りには経験と分析から導き出した理論が大切です。

でも、その説明によって感動を奪うのはもったいないと思います。

さらには子供が大きな魚を釣ったときに、・・・

「ちょうど今下げ潮で潮が動いていて、なおかつベイトがイワシなので、このシルバーのメタルジグが良かったんだね!ナチュラルで。」

こんなことを言った日には、逆に子供の成長が遅れそうです。

これこそ説明屋さんであり、私もなりそうなので気をつけたい。

こんな時は「すごいね!でかいね!きれいな魚だね!」で十分じゃないでせようか。

もし説明するのであれば、子供がもっと釣りたいけどどうしたらいい?と興味を持ってくれた時でいいのかもしれません。

そもそも何も分かっていない。

経験と情報から分析して、理論立てて釣りをする私たち。

でも、そもそもきっと本当のことはほとんど分かってないか、外れているのかもしれません。

逆に釣れなかった時の言い訳として理論を使うときもありますね。

今日は長潮で潮も動いていなかったし、こないだの台風で水温がいきなり下がって魚も活性が低かったから釣れなかった。

なんて言ったりしますが、本当の所は分からないんです。

答えは全て海の中。宇宙の力で操られているだけなのです。

というワケけで、結局は説明屋さんな私ですが、初心者や子供の感動を奪わないようにしたいと思います。

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