こないだの土曜日のことです。
久しぶりに何の予定もない休日。
ふと天気予報などをチェックすると、少し波が落ち着けば午前中だけは出れそうではないか!?
GPVや気圧配置と数日にらめっこした結果、午前中は何とかいけそう!ということで初釣りに行ってきました。
微妙な天気に揺れ動く気持ち。
いちおう行く!と決めたものの、うねりがどうなのか心配な状況でした。
先日、大学の先輩が一回船釣りに行きたいと行っていたので誘ったものの、天候が不安。
それ以上人は誘わず、先輩には午前中で帰る旨を伝えました。
前日は国土交通省のリアルタイムナウファスでうねりや波高を毎時間チェック。
ピッチが6秒で波がだいたい0.7m程度。
少しずつ下がってきている状況だったので、安心しました。
でもまあ、とりあえず近場で初釣りを体験してささっと変える計画です。
澄み切った潮に苦戦。
6時半に港について、明るみ始めた7時頃出船!
港の海面を見ると、底がくっきり見えるくらい潮が澄み切っています。
さて、玄海島あたりに来ても全然波はなく、問題なさそうです。
早速玄海島あたりのポイントから開始します。
通常このあたりは緑色の海ですが、コバルトブルーで澄み切った水色。きれい過ぎて不安になります。
真鯛やマゴチが釣れたら・・・と思いながらタイラバを巻きます。
時々ボトムから立ち上がるベイトの群れがいていい感じなのですがノーあたり。
カナトフグくらいはあたってもよさそうなのに、全く無反応。うーむ。
ということで、次は小曽根の北の方へ移動。
この時点ではまだ私の中では「近場で済ます」という考えでした。
ベイト反応も良好で、潮も1ノットで流れています。ちなみに上げ潮。
早速タイラバを落として巻いていると・・・
あ!なんかきた!と先輩。
グングン!ジー!グン!
これは間違いなく真鯛のあたり!
サイズは2キロくらいの雰囲気です。
ゆっくりゆっくり巻いてもらっていると・・・
スン!
バレました。
皮にかかっていたのか、針が刺さっていなかったのか。
巻き方に問題は無かったので運が悪かったです。
その後、チャンスとふんで二人で頑張って巻きますが・・・続かない。
うーむ。なぜだ。
水温が低いのと、この澄み切った潮でルアーが見切られていそうです。
そこで次はロクレットーの西側の60mラインに移動します。
まだこの時点でも私は「近場で済ます」という考えでした。
そして60mラインにつくと、ベイト反応は薄い。でもここは反応薄くても釣れているので頑張ります。
風はほとんど無いので、パラシュートなしで釣ります。
中々あたりが無いのであきらめていた頃に・・・
ドスン!ズーン。
真鯛では無さそうですが、良い魚っぽい。
じっくり巻いてくると時折ぐーんと泳ぎます。アコウかと思っていたら・・・
1.2kgくらいの美味しそうなヒラメでした。ちょっぴり嬉しい。
その後しばらく粘りましたが、それ以外のあたりは無く、さてどうしようと思ったとき・・・
先輩「あれ何島?」と。
指し示す先を見ると小呂島でした。
その時点で10時ちょいすぎ。潮どまりは12時です。
結局小呂島北まで行ってしまった。
微妙な時間ですが、このまま近場でやっても気体できなさそう。
結局、近場で済ますを捨てて、小呂島北まで行って、最後の潮が動く時間にかけようということに。
実際近場で済ます理由は天候の微妙さでしたが、現場はベタ凪と状況が変わっています。
30分ほどかけて11時頃に到着。
ポイントをチェックすると・・・
あんまりベイトがいない!がーん!
それでも良型アコウなどはいるはずなので釣りを開始します。
すると早速先輩にヒットー。
700gくらいの普通のアコウでした。
その後すぐ先輩がPEラインをリールのレベルワインだーの根元に絡めて高切れ!
ラインが無くなったため、私はジギングに切り替え。
するとすぐにドスンとヒット。釣れたのは3キロくらいのヤズでした。
その後先輩がアヤメカサゴを追加しただけで潮止まりに。
最後はロクレットーであらかぶでお茶を濁して終了しました。
反省は一番良い時間を近場で消費したこと。
天候がいまいちと思い込んでいたので、前半近場で時間を使いすぎました。
事前情報でも水温が低いため、近場は反応が悪く、小呂島北の深場がましと聞いていましたが、船長の判断ミスです。
実際の天候は終日ベタ凪で、博多湾を出た時点で作戦変更して小呂島北へ直行するべきでしたね。
結局11時頃に小呂北についた時点で潮も緩みだして、すぐに潮止まりになったのでせっかく遠くまで行っても意味が薄かったです。
初めから行っていれば、真鯛もあがっていたかもしれません。
それでも先輩には「アコウは高級魚だ!真鯛より旨い!あらかぶも高級魚だ!」と催眠術をかけて返したので、翌日お喜びのラインが届きました。