2018年のゴールデンウィークは、普通のレジャーとしては比較的天気は良かったですが・・・
釣りとしては、後半はシケシケで悶々と過ごすことになりました。
まあ結果、家族サービスもできたので良いのですが、ゴールデンウィーク中に行けた釣りは1回でしたね。
その1回行けた釣りは、初心者の魚も触れない女性によるタイラバでした。
その中でタイラバの発展系(?)のような新しい仕掛けを試して、手ごたえがあったので、シケのゴールデンウィークを利用して仕掛け作りに励んでみましたよ。
初心者に大切なのはアタリの多さと簡単さ
ところで、タイラバを初めてやったときのことを思い出しました。
私は「こんな鉛の塊にヒラヒラで釣れるの!?」と半信半疑だったのを覚えています。
そして、半信半疑でやっても釣れなかったことを。
しかし、その後、実際にタイラバで大きな鯛を釣っているのを目撃してからは変わりました。
改めてタイラバ専用のタックルを買って、釣れている人の真似をして巻くと、あっさりと60cmの立派な鯛が釣れて、そこからタイラバにハマりました。
ようは、タイラバは釣れるので信じてやれるか?が大切だと思うのですが・・・
やっぱり初心者には、その一回で楽しんで欲しい。
その信じる為にも、アタリが多いかどうかは大切だと思うのです。
加えて、アタリを乗せやすかったり、バラシにくかったり、オマツリしにくかったりすれば尚良いかなと。
船上で急遽製作したエサラバが好反応
話は、先日のGWでの初心者女子のタイラバでのこと。
タイラバに青虫やイカなどを付けていると、結構アタリが沢山でました。
でも、乗らなかったり、バラシも多く中々釣り上げるにいたらなかったため、急遽仕掛けを改良することに。
やったことはシンプルです。
①スカートやネクタイははずす。
②針を大きくする。
③餌をまっすぐつける(水中で回転しないように)
これをやってからは、釣り上げる魚がグッと増えました。
最終的には70cmUPの大鯛も上げられたのですが、大きな針のお陰でしっかりとフッキングしていました。
シケを利用してエサラバ仕掛けを製作
タイラバをよりシンプルにして、テンヤ仕掛けのようなスタイルでありながら、「巻き」で誘い食わせる、これがエサラバだと考えています。
巻きで食わせるメリットは、やはり初心者でもヒットに持ち込みやすいことです。
餌での鯛釣りと言えばひとつテンヤがありますが・・・
ひとつテンヤの場合は、基本的には即アワセで魚を「ひっかける」という技術が要ります。(ちょっと初心者には難しい)
それに対して、タイラバはただ巻き続けることで「勝手にかかる」ことがポイント。
なのでエサラバでは・・・
餌の集魚効果+タイラバのオートマティックなフッキング
この両立を目指しました。
実際に作ったのは、
100gほどの鉛に大き目のフックと孫針を合わせて4本!
スカートやネクタイはなし!
さらに、根がかり回避のためにフックの根元に浮きを付けて着底後にすぐに針が底から浮き上がるように改良。
これによって、着底後すぐのヒットもあるのでは、と考えています。
見た目は針の多いテンヤという感じですが、あくまで巻きで誘い食わせる!をコンセプトにしています。
ちなみに餌は時期によって変わるかもしれませんが、基本的にはイカか青虫が良い気がしています。
もちろん海老でも良いのですが、餌の持ちはイカがいいでしょうね。
今度海に出たら試したいと思います。
コメント
色々情報を見せていただきありがとうございました。石油の開発でアブダビに数十年滞在、釣りもやりました。遂に隠退の時が来て、余生を釣りで送ろうと、福岡に来ました。
糸島の岐志マリーナで船を買い、探検を開始しました。岐志から烏帽子まで行って、何となく釣れそうな雰囲気なので試しましたが、ベラとカサゴばかり、次回はもう少し深いところで試してみたい、と思います。鯛を釣りたいです。よろしくご指導ください。
相賀正久
アブダビで石油開発!すごいですね。世界を支える仕事お疲れ様でした。
何十年も海外は寂しくもあったのではと思います。これからは海の仲間と楽しみましょう。
真鯛は、玄界灘は本当に沢山います。しかも大きいです。まだ手にしていないので半信半疑かもしれませんが、ちょっとしたコツさえつかめば必ず70cm以上の鯛を何匹も手中にできますよ。
まずは、タイラバが確実です。専用の竿とリールを揃えてください。手ごろならシマノ炎月BBです。高価なセットもおススメですが、安くても高くても、ライトセッティングが吉です。
タイラバは60g-120gです。主に100gを使います。色はチャート(黄色+緑)とオレンジゴールドがあればよいと思います。
基本的には餌はつけないか、マルキューパワーイソメ(太)をちょんがけするくらいのシンプルなセッティングが良いです。まずは基本からで。
狙う場所は、瀬ではなく、瀬と瀬の谷間や深場です。烏帽子付近なら、烏帽子より北側に50mや60mの深場があります。夏や秋になればもっと近場の浅場でも釣れるようになります。
潮は下げ潮のほうが玄界灘は実績が高いです。(絶対ではありません)
真鯛も青物もやはり0.8ノット以上、できれば1ノット以上潮が動くと食いが良くなりますので、潮の速さを感じてください。GPSの船速表示も役にたつと思います。
頑張ってください!